【動画+】腰に優しい歩き方。50歳からの骨盤ウオーキング

ウオーキング

【動画+】50歳からの骨盤ウオーキング

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腰に優しい歩き方

花子

腰痛持ちです。歩くのは怖いです。腰が「ギクッ!」といいそうで!

ちょっと長めに歩くとだんだんと腰周辺が突っ張りだして、やがて腰が抜けそうな、力が入らない感じになります。

ぎっくり腰で動けなくなったなど、想像すると怖いです。腰痛持ちでも安心できる方法があるなら知りたいです。

松乃わなり

腰に優しく歩き方を意識しましょう。

僕は、腰に優しい歩き方の大切さを人生初のフルマラソン(42,195km)で嫌と言うほど感じました。

人生初のフルマラソン。

みっともないところは見られたくないと、九州の離島に行ってそこで42,195kmに初挑戦。

結果は、ボロ雑巾のように身体ガタガタ。タイムは8時間以上。

11ヶ月後にはサハラ砂漠250kmマラソンのチャレンジが控えています。

今から脚力を鍛えても間に合わないと感じました。そこで作戦変更です。

腰に優しい歩き方を徹底研究

自転車で例えるなら、タイヤの空気圧やチェーンの張り具合。ペダルなど動く部分に油を差すなど、滑らかに動く自転車に整備する。

身体も同じで、左右の関節が同じように良く動くなど手入れをして、滑らかに動く身体を目指しました。

その作戦はとても上手く行きました。だから大丈夫です。きっと安心して歩けるようになります。

このページの要点

動画で学ぶ

動画を見てブログを読むとスッと理解しやすいです。

動画右下の歯車マークでスピードを変えられます。

スマホの方はこちらで(内容は同じです)

腰に優しい歩き方のために

全身の骨格が程よく動いてくれて、骨盤など一箇所に負担が集中しないようにする歩き方です。

そのためにやったことは主に3つです。

ストレッチの左右差を意識。

インナーマッスルを鍛えました。

対角線の動きを意識しました。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

ストレッチの左右差を意識

全身あちこちのストレッチをやって、左右の伸び方が違うところを見つけては、少しでも同じに近づけました。

最初は左右同じを目指していましたが、やっていくうちに左右完璧に同じにしなくても良いことが分かってきました。

「私の股関節は右のほうが動きが狭いな」みたいな感じで違いを発見し、ストレッチを多め長めにやりました。少しでも左右差が縮まればOKとしました。

特に股関節は重要

歩くときに一番動いているからです。下イラストのストレッチをやって左右の差を確認してみると明らかに左右差がありました。

股関節は人体最大の可動域をもつ関節です。よく動くのです。さらに上半身の重さを支えているのも股関節。

やっていくうちに、身体が滑らかに動くような気がしてきました。

ストレッチ

インナーマッスルを鍛えました

インナーマッスルは身体の奥の方にある小さな筋肉。バランス感覚や滑らかに体を動かすときなどで働いてくれます。

若返りの筋肉とも言われていて、姿勢も良くなっていくし集中力も高まります。

インナーマッスルを手軽に鍛える方法

  • 片足立ちなどでバランスを取る。
  • ジャンプしたりして瞬発力を高める。
  • ゆっくりと正確に動く。

おすすめは動画の動き、効きますよ。

バランスボールは特におすすめです

インナーマッスルに刺激が入り柔軟性も上がります。

バランスボールを椅子代わりにします。それだけでインナーマッスル刺激入りまくりで柔軟性アップ。腰にも優しくなること間違いなし!

集中力が高まる効果で学習塾でも取り入れている所多いです。弊社のセミナーでもバランスボールで受講。やったことありますが好評でした。

バランスボール

対角線の動きを意識しました

下のイラスト。実際にやって骨盤の向きに注目しましょう。

イラスト左の対角線の動きでは骨盤は正面を向いています。しかし右(対角線の動きではない)は骨盤が右側を向いています。

ちょっとした違いですが、ぎっくり腰を起こした方が口をそろえて言うのは、何気なく動いたら腰が「バキッ!」ときた。

僕の25年間姿勢矯正の経験から、体幹の正しい動きができてないから何気ない動きで腰を痛めてしまうのです。

対角線の動きは重要です。

体幹

腰に優しい歩き方

53歳で初めて42,195kmに挑戦したとき、ボロ雑巾のように身体ガタガタ。タイムは8時間以上。

この痛い経験から腰に優しい歩き方を真剣に研究しました。11ヶ月後にはサハラ砂漠250kmマラソンのチャレンジが控えているからです。

そこでとった作戦が

亀歩き作戦

イソップ童話のウサギとカメの話。コツコツと地道に歩き続けウサギに勝つ話です。

身体の無駄な動きなどを点検し、少しでも滑らかに動くにようにしました。

やり始めって左右差がかなり違う事に気がつきました。

しかしこれはそれほど問題ではないと実感しました。右利き、左利きみたいなものです。

大切な事は「僕は左利き」みたいに左右差を認識している事です。

左右差を認識する事でそこに気が入ります。

亀歩き作戦。左右左を認識を意識して、日本三霊山の一つ、白山で100kmマラソンにチャレンジしてみました。よく年に控えているサハラ砂漠250kmマラソンの前哨戦です。

結果は完走できました。亀歩き作戦は成功でした。

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