骨盤と股関節で歩くために股関節
股関節を2方向に動かしましょう
外旋と伸展の動きです。両方ともしっかり力強く動く方は少ないです。苦手な方を知って苦手を克服しましょう。
イラストを見ながら動かしてみます
そして、動かしにくい方向を知りましょう。
□ 股関節の外旋が苦手
□ 股関節の伸展が苦手
動かしにくい方向を知ったら
この2つのストレッチをやってみましょう。
□ 股関節の外旋が苦手
□ 股関節の伸展が苦手
どちらにも共通です。
もう一度、股関節を2方向に動かしてみます
□ 股関節の外旋が苦手
□ 股関節の伸展が苦手
動きやすくなったかな?
脚の長さが違うと言われた方に。気にする必要ありません。それでも気になるなら自分で脚の長さの違いは矯正できます。
骨盤をよく動かしましょう
骨盤は4つの方向に動きます
下イラスト
骨盤の前傾と後傾は割と動きやすいです。しかし
側方傾斜と水平回旋の動きは苦手な方が多いです。
骨盤と股関節で歩くために、自分の骨盤の動きの癖を知りましょう。
骨盤の側方傾斜が動き難かった方へ
膝を曲げないで歩く練習をしましょう。この時に頭が揺れないように。
骨盤の水平回旋が動き難かった方へ
下イラスト右端の動き(股関節の外旋)を練習します。
肩を動かさないで腰を水平方向に捻る動き頑張りましょう。
足指と骨盤を連携させる
骨盤と股関節で歩く事を足元から支えてくれます。
下イラスト
(1)〜(2) 右足の親指で地面を蹴ります。
この時に膝は伸びますが完全に伸びきるわけではありません。
親指で蹴った力を利用して右骨盤が持ち上がります。
右お尻の筋肉が働き、右のお尻が下がらないように踏ん張ります。
(2) 右股関節はフリーになり、振り子のエネルギーを使えます。
まっすぐに歩くために(2)〜(3) お尻横の筋肉が働きます。
(3)〜(5) 左足に体重が乗り軸足になり体が前に進みます。
骨盤の動きを意識しながら歩く
下イラスト1~2は骨盤が縦方向の動き。
親指で地面を蹴る>骨盤を上方向に動く。骨盤の側方傾斜です。
3~4は進行方向の動き
地面を蹴った脚が前に移動。骨盤の水平回旋です。
1~4が組み合わさって、骨盤で歩く事ができます。しかし姿勢の悪い人は、1〜2。または3〜4のどちらかしか動いてないことがとても多いです。
骨盤と股関節で歩くために、苦手な動きをまずは知りましょう。
足指と膝の向きはポイント
(1) 右足の親指で地面を蹴ります。足首の角度は10度〜13度。
(1) 左足は軸足で地面をグリップ。足の指とつま先の関節(MP関節)がポイントです。
(1)〜(3) 右骨盤は上方向に動き(骨盤の側方傾斜)さらに水平方向に前に突き出るように動きます(骨盤の水平回旋)
この動きが推進力と安定性につながります。骨盤の縁が分厚くなっているのはこのためです。
正しい姿勢で颯爽と歩けばそれだけで全身運動、有酸素運動です。
さらに中性脂肪の減少、血圧や血糖値の改善に効果が期待できると言われています。正しく歩くと良いこといっぱいありますね。