とにかく痩せたかった
雑誌に登場するモデルさんたち、華奢で美しい姿に憧れました。
食べたいものを我慢し、体重を減らし続けました。
とにかく体重を減らして細くなる。その一心で、体重の記録をつけ、サプリで栄養を補給してご飯は食べない。
運動すると筋肉がついてしまう、ガッチリ体型になってしまったら大変。
そんなことを繰り返し、目標の体重に近づいていきました。
おしゃれして、街にでて、ショーウインドウに映る自分の姿に、ダイエットに勝てた自分がいるみたで嬉しかった。
でも・・・
8kgほど体重が落ちた頃から、イライラし始めました。ちょっとしたことで主人に当たり散らすようになっていました。
痩せてキレイになれたのにどうして?という気持ちが先に立ち、さらにイライラが続きました。
そして、主人が私を避けるようになって、やっと気がつきました。
痩せるだけのダイエットは不健康だって
鏡の前に私、立ちました。
胸など出て欲しいところまで痩せてしまって。肌も乾燥し、ガリガリの体型です。
これが私が目指していた姿なの?
私、ダイエットを間違えていた?
あれだけ努力したのに、間違いを認めたくない!
でも鏡に映る私は・・・
食べないダイエットは間違い!
そう感じて食事を取り始めました。もちろん体に良い食事を心がけました。
しかし、体重が戻ると同時に、体型が崩れてしまいました。
胸は垂れてしまい、下腹部がぽっこりと出て、お尻も下がって、
脚はむくんでいます。腰痛もでました。イライラして気持ちも変です。
体重を減らすだけのダイエットで貧相になってしまい、反省して正しい食事を心がけている。しかし現実はボロボロの身体になってしまった。なぜ!
ダイエットで体壊れた、どうしよう!
大丈夫ですよ
あなたは自己管理ができる方です。だから体重を落とす事ができた。
多くの人はそれが出来ない。でもあなたはそれが出来た。それは凄い事です。ただ、ちょっとだけやり方が違ってただけです。
それにしても花子さんのご主人は良い方ですね。
花子さんが気がつくまで、じっと待っていてくれたような印象を受けました。
自己管理ができるあなたです。正しい知識を得れば、ビシッとキレイになって体も快調になること間違い無し!その方法は・・・
体幹に理想のテンションをかける
今まで以上にキレイになれます。
ダイエットをやめたら体が壊れたわけ
体重を減らすだけのダイエットの間違いに気がつき、正しい食事を摂るように心がけ、体重も元に戻って来た。
しかし、体重が戻ると同時に、体型が崩れ身体の不調が出始めた。それは、
- 足腰が上半身を支えられなくなった
- 重力が不利な方向にかかっている
この2点です。原因がわかれば対策も分かるってものです。これです!
- 足腰が上半身を支えられなくなった>足腰をビシッと引き締める
- 重力が不利な方向にかかっている>重力を有利な方向にかける
- その結果⬇︎
- 体幹に理想のテンションがかかり、自分史上最高の綺麗に!
体幹に理想のテンションがかかる
体幹とは胴体の事。テンションとはゴム紐が「ビヨ〜〜ン」と伸びる感じ。これを使うとバッチリ大丈夫になります。
このイラストです。理想の姿でしょ!
これを目指します♪
足腰をビシッと引き締めよう
先ずは足腰をビシッと引き締めましょう。
食事を制限してガリガリに痩せたら足腰の筋肉も痩せてしまいます。
その状態から正しい食事に戻し体重も増えてきた。でもその体重を支えるだけの筋力が足腰に不足してただけです。
だから足腰をビシッと鍛えれば大丈夫です。
でもムキムキのキン肉マンになる必要はありません。カモシカのような引き締まった脚を作れば、一石二鳥ってやつです。
その方法は簡単4ステップ。
1-正しい食事を心がける
2-正しい姿勢に戻す
間違いなく猫背になっているはずです。
肩甲骨は外側に広がって動ける範囲が3割は減っているはず。だから肩こりや背中の痛みに悩んでいる。
骨盤は下がっているはず。だからお尻が垂れている。さらに骨盤は緩んでいます。
骨盤が、下がって緩んでのWパンチ状態です。足腰が上半身を支えられなくなった理由はこれです。
これをやりましょう。直角座り。最初は相当キツイはず。
ヒザを伸ばして足首を直角にすると、お尻部分の隙間が増えるはず。この隙間がお尻が垂れてしまった原因です。お尻の隙間を頑張って無くしましょう。
やってみました。かなりキツイです。背中はミシミシ言い出すし、膝を伸ばそうとするとお尻が前に移動します。
本当に直角に座れるのかしら。
直角に座れますよ。でも今は無理。それだけ正しい姿勢から遠ざかっていたって事です。そのうち慣れるので深く考えずにその調子でGO!
3-カモシカのような引き締まった脚を作る
内転筋(太ももの内側)を自重トレーニングで鍛えましょう。
筋肉の大切さは分かったけど、ムッキムキはやっぱりちょっと・・・
重たい物(バーベルやダンベルなど)を持って少ない回数を上げ下げすると筋肉は肥大化します。男性などマッチョな体型を目指すならこの方法。しかし、
軽い物を持って多い回数を上げ下げすると筋肉はキュッと引き締まります。フィギュアスケートの選手などがこれ。だから太くなる心配は無し。
一番弱っている内転筋をキュッと引き締めましょう。これ!
4-引き締まった脚、スクワットもおすすめ
あまり深くしゃがまないようにしましょう。頭に雑誌を載せてスクワットやるとヒザを痛めにくくなります。
5-引き締まった脚、ウオーキング
ウオーキングは足腰をビシッと鍛える王道ですね。
ウオーキング前のストレッチをやってから歩き出そう。下イラスト。
1-正しい姿勢で立つ。
2-手のひらを前に向けて大きく背伸び。
3-つま先を大きく反らします(片足づつやりましょう。両足でやると後ろにひっくり返ります)
4-歩きだす。
歩き疲れたらこのポーズをやると良いです。出力が上がります。
重力を有利な方向にかける
下イラスト右端、休めのポーズ
正しい姿勢で立って>片足を半歩前に出します。後ろ足の体重を6〜7割程度載せます。>ヒザを伸ばしましょう。
頭が体幹の上に乗り、重い頭を支える事ができます。
重力が胸にかかってデコルテラインが開きます(バストアップ)
脇が自然に締まるので肩甲骨が動きやすくなります。肩こりの予防に。
お尻を締めると、さらに胸が開きバストアップになります。
体幹に理想のテンションがかかるので、プロポーションが美しくなります。肩こりにもバッチリ。休めのポーズは可能性が高いので本も書きました。
これで体幹にかかるテンションが完成です。あとはモデルになった気分で颯爽と歩くだけ。
痩せるだけのダイエットは筋肉が減ってしまい危険ですし、姿勢も崩れてしまいます。
正しい姿勢になりましょう。休めポーズを意識しましょう。
バストアップになるし、下腹部はキュッとひきしまります。関節の動く範囲も3割増え筋肉が動く範囲も増えます。
姿勢を良くしたら痩せた、体重が減ったとよく聞きますがこれは本当で理にかなっています。