骨盤底筋をキュッと締める
身体を整えるためにやる事はいろいろありますが、優先順位の1番がこれです。
骨盤底筋(お尻の周りの筋肉)をキュッと締める事。
骨盤底筋は身体の中心とイメージしても良いです。ここを中心に全身に広がる感じです。
これは大昔の私たちのご先祖様の、進化の名残りだと唱える生物学者もいます。
大昔の私たちはミミズのような、管だけの生き物でして。前に口、後ろにお尻(肛門)です。
やがて進化の過程で、お尻(肛門)の周辺にヒレが出来て、ヒレは脚に進化し、背中やお腹ができた。
つまりお尻(肛門)を中心に進化したので、ここが中心なのです。
骨盤底筋が緩むと
真っ先にダメージを受けやすいのが、太ももの後ろ側の筋肉。ハムストリングスです。
ハムストリングスは別名「アクセル筋」歩くときに身体を、前に前に進めてくれます。だから疲れやすい筋肉です。
ハムストリングスが疲れると筋肉は縮みます。
ハムストリングスが縮むと骨盤を下に引っ張って、骨盤は緩みます(お尻の穴の周りが緩む)
お尻の穴の周りは中心なので、身体中のあちこちに不具合が出始めます。
肩こりになったり、腰痛になったり、膝が痛くなったり、疲れやすくなったり、いろいろです。
ハムストリングスの疲労で膝が曲がる
膝が軽く曲がっていると骨盤はさらに緩みます。
膝を軽く曲げないと歩けないのでさらに骨盤が緩むのです。
こうなると悪循環の始まりです。
膝を伸ばすことは、身体のメンテナンスで優先順位もっとも高いです。
僕はジャングルを走っているときに、膝が伸びている、伸びてない。の変化を常に意識していました。
そして膝が伸びなくなってきたらすぐにハムストリングスをストレッチしていました。
ハムストリングスをストレッチ
お尻がキュッと締めやすくなる。
その状態を確認できたらリセット完了。骨盤は締まっています。パフォーマンスも回復してます。
ジャングルを250km走破する。
ハムストリングスが疲れて縮む>骨盤底筋が緩む(骨盤が緩む)>ハムストリングスを徹底底にストレッチする>骨盤底筋が締まる(骨盤が締まる)
パフォーマンスも回復です。