腹やせ健康美と重力の関係
試してみましょう。下イラストの右のように正しい姿勢でまっすぐに立って、腕や脚を動かしてみます。
次は、前屈みになる、または猫背になって同じように、腕や脚を動かしてみます。
すると大きな違いに気が付くはずです。イラスト左は動きにくい。
調べてみると身体が動く範囲は3割ほど減ります。
身体を動かすのは筋肉です。筋肉は代謝(食べたものを燃やす力)の3割ほどを占めています。
その動きが3割も減ってしまう。姿勢が悪いと。
ダイエットに成功した方の経験談で、「姿勢を意識したら痩せた」は良く聞きます。それは上記のように身体の動く範囲が3割増えたから。
姿勢が悪いと重力が背中側に乗しかかる
この地球で暮らす限り、ずっと重力を受け続けています。
姿勢が悪いと重力は背中側にかかります。重力は垂直にかかりますから。
そして関節は動きにくくなる。筋肉は使った後がもっとも緩む。という特徴があります。つまり運動不足が一番良くない。
しかし姿勢が悪いと、運動不足になりがちで、重力も背中側にかかっているのでますます身体は動かなくなる。
悪循環に入っていきます。
重力を使った腹やせと、しなやかな歩き
重力を使った腹やせはとても効率が良いものです
たとえばスクワット。
頭が壁から離れないようにスクワットをやってみましょう。
スクワットの正しい行い方
正しい姿勢で膝を曲げてしゃがむ。伸ばす。を繰り返すだけです。
壁に沿って立ちます。踵、お尻、頭を壁につけます(まっすぐに立っている)
重力に対抗するための筋肉(抗重力筋)を集中して鍛える事ができます。
- 背中
- 腹筋
- お尻
- 太もも(主に前側)
- ふくらはぎ
で、アンチエイジングに関係する場所ばかりです。
スクワットを行うときは、重力を利用すると安心安全です。その方法はこちらです。
重力を胸に受けてしなやかに歩く
歩く時に胸に重力がかかっている事を意識してみましょう。
しなやかな歩き方が出来るようになります。
下イラストのような歩き方をイメージしやすく、疲れない歩き方につながります。
腹やせ健康美と重力、まとめ
上のイラストを意識して歩く
普段、姿勢が悪い方はキツイはずです。
姿勢が良いと割と簡単にできます。そして気がつきます。
背中やお尻、太ももがキュッと引き締まっていく感覚を。引き締め効果は相当に高くなります。