姿勢はスゴイ
パワハラをスマートにかわす姿勢
パワハラを職場で受けています。何が気に触るような事を私、しているのでしょうか?
たまたま読んだ本で「自己責任論」というのがあって、結果の責任は自分にあるとか、自分が引き寄せたとか聞いてありました。
確かにそうかも知れません。私が成長するためにあるのかな? それでも苦しいです。
パワハラ。僕もそうでした。思い出すと怒りしかない。時間が解決するとか、酒飲んで忘れようとか。いろいろ言いますが冗談じゃない。
松乃わなり 整体師、通わせないセルフケアを24年。ジャングルと砂漠を950km走破した冒険家。著書11冊>プロフィール |
傷ついたのだ。「冗談じゃない、ふざけるな!」とパワハラする奴に言いたい。
NOから入ってくる嫌な奴
僕が会社員時代に遭遇したパワハラ。ネチネチと粘着質で、特徴は「NO」から入ってくる。
「それっをやることで何が変わるの?
コストは?見積もりは?検証したの?甘くない?」「だからダメなんだよ」「君のために言ってるんだ」
機嫌がいい時は「YES」から入ってくるけど、最後は「NO」で締めくくる。
「頑張っているじゃないか。その調子だ。」「でもね、先日の**はダメだね、そもそもだね・・・」
でもね。ある日突然。そいつのパワハラはピタッと止まったのです。
僕が、強く抗議したから。姿勢を意識しながら抗議です。
するとその上司は、僕のことを避けるようになった。
とにかく、パワハラは何も残らないです。頑張る必要なし。勇気出して言うこといってスッキリしましょう。
勇気を出すためのコツ、それは姿勢です。
あなたとパワハラ上司の双方の姿勢がポイントです。
猫に学ぶパワハラ対策
前傾姿勢と眉間のシワ
パワハラに限らず、怒りっぽい人は前傾姿勢であることがとても多いです。
前傾姿勢は、前に速く進むときの姿勢>「早く行こう〜〜♪」
相手の話をもっと聞きたいときの姿勢>「え〜〜なにそれ!もっと聞かせて〜♪」などです。ですが・・・
何事もプラスとマイナスがあるように、前傾姿勢は相手を攻撃するときの姿勢でもあります。
猫に学びましょう
左端と真ん中の猫さん。前傾姿勢になって眉間にシワができています。
眉間にシワができることは悪いことではありません
集中するときは眉間にシワができます。焦点をそれに合わせて、集中しているのです。だからメリットはあります。
しかしデメリットもあって、眉間にシワを寄せると周りが見えにくくなります。
試してみましょう。
右端の穏やかな表情の猫さんのように、瞳を開いて遠くを見てみます。>視野が広がります。
次に眉間に皺を寄せてみます>視野が狭くなり周りは少し黒くなっています。
眉間にシワ。集中しているのです
だから悪いことでもなんでもありません。だって猫さん。怒っても、睨みつけてもカワイイでしょ♪
怒っても良い。睨みつけても良い。そこに意味があるのか?
猫が獲物を睨みつけて威嚇する。攻撃体制に入る。でもそれは生きるために意味があることです。
それ以上のことは猫はしません。やることやってあとは寝てます。
話を人間に戻しましょう。
前傾姿勢で眉間にシワを入れてみましょう
- お顔が少し前に出ませんか!
- 肩に力が入りませんか!
- 視界が狭くなりませんか!
- 光の量が減って回りが暗くなりませんか?
- 良く言えば集中。悪く言えば周りが見えない。
眉間にシワを寄せることは集中の姿勢です。
しかし相手を睨みつける攻撃の姿勢でもあります。周りにいる人はたまったものではないです。
無視するに限ります。が・・・それが出来なから悩むわけですよね。
ご安心ください。相手の姿勢を見ましょう。
猫背の怒りは怖くない
眉間にシワを寄せて威張り散らしている人は、それほど怖くはありません。
周りが見えなくなっているからです。そしてカッコ悪い。
眉間にシワを寄せ猫背になると、肩に力が入り骨盤も開き、かっこ悪く滑稽に見えます。カッコ悪い。
猫背での怒りは怖くない!と思える練習方法
口は閉じましょう。理想は1と2番です。
3番。口がポカンと空いていると隙を与えてしまいます。
4番は相手と同類になってしまい、あなたらしくないので要注意ですね。
口角を気持ち上げると視野が広がりやすく良い表情になります。
拳法の八方目と言います。映画などで正義のヒーローが悪人相手に対峙するときは、この表情になっています。
できるだけ頭が前に移動しないようにします。
上記の練習をし、下の写真を観察します
滑稽に怒っている奴を見て「かっこ悪いなあ〜この人」と思えます。
正しい姿勢であなたを見ている方には、そこに意味を見出そうとします。
要注意
猫背で見てしまうと、マイナスのエネルギーをもらってしまいます。
パワハラさんは、1,2で観察しましょう
悩むのアホらしくなります。
口は閉じましょう。口がポカンと空いていると隙を与えてしまいます。
口角を気持ち上げると視野が広がりやすく良い表情になります。
下イラスト左。右になってしまうとマイナスエネルギーをもらってしまいます。
怒鳴り声は頭上を通過させる
パワハラがもっとひどくなると、あなたのことを怒鳴りちらず場合もあります。しかし
怒鳴り声を胸で受け止める必要ありません。頭を下げて怒鳴り声は頭上を通過させましょう。
さらに・・
頭の下げ方にもコツがあります
下イラスト右。頭だけを下に垂れてしまう(うなだれる)とそれは猫背の延長です。
猫背は弱い姿勢なので相手はますます調子に乗って来ます。これはダメです。
下イラスト左、頭を下げるときは腰の位置で倒します(きちんとしたお辞儀の姿勢)
下丹田に力が入って頭を下げても弱さは微塵も感じさせません。むしろ謙虚で意思の強さを感じさせるものです。小言は頭上を通過させます。
さらに小指をピンと伸ばしましょう。見た目もシャキッとした感じになりますし、下丹田が引き締まって姿勢が安定します。
怒られても尊敬に値するのは
姿勢が正しい方です
前傾姿勢での小言はスルーでオケですが、背筋を伸ばしている方は違います。
あえて苦言を言わねばならない意味があるはずです。素直に聞きましょう。
口元がきりっと引き締まっていたら、その口から発する一言には重みがありそうです。
視界が広く、光の量も多ければ、あなたのことをしっかりと観察しているはずです。
大きな視点で物事を見ているので、その方が怒るときはそれ相応の時なのでは、
そのようなボスは人としても素晴らしく、時に優しく時に厳しく、公平な目で見てあなたをリードしてくれる方です。
怒られて凹むこともあるでしょうが、信頼してついていきましょう。
あなたがイラッと来たら・・・姿勢を正しくしよう
あなたがイラッと来て怒りの感情が出そうになったらどうしたらよいか? もうおわかりですね、姿勢を正してゆっくり呼吸を意識しましょう。
眉間にしわを寄せる事が難しくなるので自然と瞳が持ち上がります。視野が広がり、光の量も増えます。
世界は広いぞ、案外明るいぞ! いろんな考え方があるんだな!そんな気持ちになります。ムカッ!と来たらぜひお試しを!