集中力が高まる椅子はこれ。これも姿勢関係してた!

姿勢

これも姿勢が関係してた

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集中力が高まる椅子はこれ

花子

集中できなくなってきて、あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ。

松乃わなり

安いプラスチックの椅子に変えたら、すごい変化起きました。

松乃わなり

整体師、通わせないセルフケアを24年。ジャングルと砂漠を950km走破した冒険家。著書11冊>プロフィール

お尻が少々痛かったですがそのうち慣れて、集中力が今までとは全く違う。仕事中にYouTubeを見なくなった(苦笑)

姿勢と集中力を決めるらしいセロトニンの関係を一緒に学びましょう。

このページの要点

プラ椅子と集中力

僕の書斎の椅子は社長っぽい、少々リッチな椅子でした。

それをバランスボールに変更しました。バランスボールを椅子にするのはよくある話で、インナーマッスルに刺激が入るから脳が活性化されます。

その効果を実感して、バランスボールに座って行うセミナーも開催した事があります。

バランスボール

セミナー準備と後片付けで、ボールを膨らませたり凹ませたりで大変でしたが・・・開催してよかったとアンケートなどでも実感できました。

しかし!

バランスボールが、パンクしてしまいました。バランスポールは熱に弱いのです。

そこでバランスボールを買うまでの間に、物置にあったプラスチックの椅子で代用しました。しかしこれが凄い・・・

集中力がスゴイのです!

骨盤への刺激がポイントなのでしょうか?

骨を「コンコンコン」と軽くリズミカルに叩いて上げると柔軟性が増します。また瞬発力も増します。

そして集中力にまで良い影響を与えているのかも知れません。

とにかくプラスチックの椅子がすごい。

椅子

座骨を座面に当てて座る

正しい座り方は座骨を座面に当てて座ります。だから座る骨と書いて座骨です。下イラスト。

正しい姿勢で座ってカラダを左右に揺すってみましょう。椅子の座面に骨がごつごつと当たる感覚があるはずです。これが座骨背中を丸くして座ると座骨は当たりませんね。

さらに直腸もつぶされた形になっています。

腸内環境の大切さはあちこちで言われていることですが、座り姿勢が悪いことで腸が体重で押しつぶされてします。

腸が受けるストレスって大きいとおもうのですが・・・それも姿勢が関係しています。

仙骨で座る

骨に刺激が入る、プチ詳しく

姿勢良く座る > 座骨に刺激が入る > 骨盤全体の「骨」に刺激が入る。

骨は骨格や関節をつくったり内臓を保護してくれたり、さらにはカルシウムを貯蔵したり血液をつくるなどの働きがあります。

骨伝導などのよう骨を介して様々な情報を伝える役目もあるそうです。

たとえば、踵を拳で軽く20回程度巧打してあげると、ジャンプ力が増えたりします。

プラスチックの固い椅子に姿勢を正して座る。

座骨に刺激が入る>骨盤全体に刺激が入る>骨盤に包まれている「腸」に刺激が入る。

幸せホルモンとも言われるセロトニンの95%は腸から腸に刺激が入るので、その分泌が活発になり結果として集中力がアップする気がします。

しかし腸セロトニンが脳に働きかけるという科学的エビデンスはないようです。

集中力に影響があるのは脳から出る5%のセロトニンとのこと。

それでも

  1. プラスチックの固い椅子に、姿勢を正して座ると座骨に刺激が入る
  2. 骨盤全体に刺激が入りリズム運動として脳に伝わる
  3. セロトニン神経がキャッチ、セロトニンを放出し集中力がアップ。

このような身体と心の変化はあるようです。恐るべし姿勢の奥深さ。

セロトニンをプチ詳しく

セロトニンは、感情や気分のコントロール、精神の安定に関係しているそうです。

セロトニンは人体内には約10mg存在し、消化管粘膜に90%、血小板中に8%、脳内の中枢神経系に2%存在している。

体内では主に小腸が産生し、腸の蠕動亢進(ぜんどうこうしん)という腸の動きを助けるそうです。

消化管のセロトニンが過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘になる。

環境が変わると便秘になったりしますが、これも関係しているのかも知れませんね。

脳内セロトニンが関与する生理機能の主なもの

  • 生体リズム
  • 神経内分泌
  • 睡眠
  • 体温調節などの生理機能
  • 気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与
  • ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働き
  • ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御している。

要は

  • ストレスに強い心とバランスを保ちやすくなる。
  • 熟睡、朝から活発に活動。
  • 頭痛、疲労感、関節痛など、カラダの不調の改善。
  • 姿勢が良くなる。
  • 見た目年齢が若返る。気持ちも若返る。

ということでしょうか。

脳内セロトニンを活性させるには

偶然発見したプラスチックの椅子(座面が堅い椅子)で姿勢を正して座る。

さらにセロトニン研究の第一人者の東邦大学名誉教授でセロトニンDojo主催の有田秀穂氏によると、

  • 適度なリズム運動
  • 太陽の光
  • スキンシップ

この3つが大切だそうです。

セロトニンが不足したときの症状例

  • 姿勢が悪くなる
  • 疲れやすい、ぼーっとする、やる気が起きない
  • 集中力がない
  • 怒りっぽくなる、イライラする、キレる、感情的になりやすい
  • 落ち込みやすい、すぐくよくよする
  • 食べ過ぎる/食欲がない(過食/拒食)
  • 寝付きが悪い/眠れない(不眠) 睡眠ホルモン「メラトニン」の減少、日中眠い
  • 偏頭痛がでる
  • 欲求不満
  • 緊張しやすい
  • ストレスが溜まりやすい
  • 様々な依存症(買い物、ギャンブル、アルコールなど)になりやすい
  • うつ病、統合失調症、パニック障害その他、様々な身体・精神的な症状

昔の人はいい事言いました

「早寝早起き、姿勢正してしゃんとしなさい!」 

当たり前のことを当たり前に出来なくなって来た、便利すぎる世の中の事を少し見直す。

原点回帰の時代に来ているのかも知れませんね。

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