デスクワークで肩がバリバリ悲鳴。肩首ギシギシ!目はしょぼしょぼ!眼精疲労!なんとかして〜〜〜〜!
肩こり、ギシギシに辛いですよね。
僕が絶不調のサラリーマン時代。デスクワークで首、肩、背中が悲鳴をあげても座ってられなくて、それで歩くわけです。
それをサボっていると言われる(泣く)
松乃わなり 整体師、通わせないセルフケアを24年。ジャングルと砂漠を950km走破した冒険家。著書11冊>プロフィール |
同じ事を、僕の仕事仲間も以前経験したそうです。
肩こりが辛く座ってられないで歩く。でも白い目で見られる。令和の時代でもあるんですね。
座っていると悲鳴をあげる肩こり。なんとかしましょう。
座り方の基本
坐骨で座ってバストアップを意識
(仙骨を立てて座る、同じ意味です)ようにします。
試してみましょう。
下イラストの左を真似して座ります。肩を左右に揺すってみます。するとお尻の骨が椅子の座面に左右交互に当たっているのが体験できます。これが座骨です。
座る骨と書いて座骨なのです。
デコルテが突っ張る体験
座骨で座るとデコルテラインが突っ張って、胸が張りバストアップに直結!さらに呼吸も広がってたくさんの空気が入って行きます。
たくさんの空気を吸って酸素補給しましょう!
鼻呼吸で肺に潤いを
呼吸は鼻呼吸が基本です。鼻腔で湿度100%に加湿され、空気中のゴミも取り除いてくれて、良い空気を肺にと届けるのです。しかし・・・
猫背の姿勢(下イラスト右)では、口が開きやすくなります。口呼吸になってしまい乾燥しゴミの取り除いてない空気が肺に入って行きます。
さらに口呼吸はテンポの速いリズムの呼吸です。これは走ったりして疲れたときに、一時的に大量の酸素を体内に放り込む呼吸法です。
普段は鼻呼吸を意識しましょう。
パソコンを見ている時の座り方
頭の重さを腰で支える
下写真の女性が理想です。腰〜体幹〜頭がまっすぐ! 肘で頭〜上体を支えているのも良いですね。
男性は頭が前に突き出ています。
テコの原理で、頭の重さx前に突き出た距離でどんどん負担が増えていきます。これでは肩首はたまったものではないです。
さらに、テコの原理でどんどん負担は増えていきます。
- 頭の重さ7kg X 頭と体幹の距離(10cm)で70N(単位はニュートン)
- 頭の重さ7kg X 頭と体幹の距離(20cm)で140N
- 頭の重さ7kg X 頭と体幹の距離(30cm)で210N
どんどん負担は増えていきます。これはたまらん!
お尻の後側を高くしましょう
首〜肩〜背中の負担がグッと減ります。
タオルを畳んでお尻の後側に差し込みます。骨盤が前傾して背筋を伸ばしやすくなります。頭〜体幹が真っ直ぐになりやすいのです。
僕のおすすめは椅子の端っこに座る
下イラストの真似をしてみてください。骨盤が前傾して背筋を伸ばしやすくなるのはもちろん、、、
つま先を反らすと何かと縮みやすい、ふくらはぎ〜ハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)がストレッチされます。
足のむくみ対策にも良いですよ♪
眉間にシワにご注意を
眉間にシワがはいっていると肩に力が入って肩こりは加速します。
右の猫ちゃんに学びましょう
人間で見てみる
肩甲骨をマニアックに攻めたい方へ
肩や腕を動かし、頭と首を支えているのは肩甲骨です。動く土台みたいなものです。土台だから平べったい形をしている。
この肩甲骨の動きは6方向。それぞれを意識して動かしてみると全部の方向に漏れなく動かす事ができます。
動けば血も巡ります。老廃物も筋ポンプ作用で流れやすくなります。
*筋ポンプとは筋肉を動かして血液を送り出している動きです。
正しい姿勢で息を吐きながらゆっくりと、動いている部分を意識しつつ動かすのがコツです。ちょっとした太極拳みたいで効きますよ。
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それでも肩こってきた、どうする?
腕が縮んできたサインです
腕のストレッチで決めましょう。内側をのばします。内側の方が縮みやすくなっているからです。
正しい姿勢で息を吐きながら行いましょう。
頭は重たいから体幹の上に載せましょう
でないと肩の負担はどんどん増えて行くのです。
そのためには姿勢良く座る。お尻の後ろにタオルを差し込む。肘や前腕で上体を支えるなどして肩や首、そしてそれらを支えている腰の負担を減らしましょう。楽になればお仕事の質も効率もグンと良くなる事間違いなし!