【動画+】50歳からの骨盤ウオーキング
骨盤と股関節で正しく歩こう
歩くと息切れするようになりました。
歩くのが健康に良いのは分かっています。でも・・・
がんばって、ちょっと長めに歩くと息切れから始まり腰も痛くなってきます。
しかもこの数年、腰が痛くなるのが早くなって来ているようにも感じます。
階段はできれば避けています。エスカレータがあれば迷わずそちらに進みます。足腰のために階段を。とは頭では分かっていても体がついていかないのです。
歩き続けたいです。健康的に。
正しい姿勢は正しく楽に歩けます。骨盤と股関節で安定して歩けているからです。
でも、そのことに気がつくまで、僕は10年以上も苦しみ続けました。
手術宣告を受けるほど首を故障し、首、肩、背中が辛いので少し歩くと疲れ果ててしまうのです。
でも今は元気です。歩き回っています。
だから自信を持って言えます。
姿勢を正しくすれば正しく歩けるのです。
動画で学ぶ
動画を見てブログを読むとスッと理解しやすいです。
動画右下の歯車マークでスピードを変えられます。
ジャングル式、骨盤メンテ
私たちは何かと忙しいです。骨盤のメンテだって「良い」「必要」と分かっていても何かと後回しになってしまいます。
こんな忙しいときに役立つのがジャングル式、骨盤メンテです。最小限の方法で最大の効果を引き出します。砂漠とジャングル950kmで実証済み!
姿勢を治し骨盤と股関節で歩こう
一番効果があったのは姿勢でした
- 頭が揺れなくなり、肩甲骨が動き(だから腕を振って歩ける)
- 骨盤が動き、歩幅が広がる(足腰の筋肉がしっかり動いている)
姿勢を治したら歩幅が広がって来たのです。腕の振りも増えていきました。歩くことは全身運動です。歩くだけで身体がしっかりしてきました。
私たちの体は植物と同じです。上半身は肩の力が抜けてリラックス。お顔の表情もリラックス。
それでいて足腰は根っこのようにビシッと引き締まっている。
しかし、姿勢が崩れると上下が逆転してしまうのです。不自然な状態だから効率が悪いのです。
歩くことにも良くないでしょう。
姿勢を治せば骨盤と股関節で自然に歩けるようになります。骨盤と股関節で自然に歩くことが実感できます。
正しい姿勢で自然体。一番効果があります。
治す順番
首と肩>腰と股関節>足の順に治します。
この順番は赤ちゃんの成長と同じで、私たちの体と心の中に本能のようなプログラムが組み込まれているのです。
実際に僕はそれを体験しました。僕がジャングルでもう歩けない。と疲れ果てた時に唯一動いたのは首でした。
「もうダメだ!」「もう動けない!」と思いながらも首だけはカックンカックンと動いていました。
頭は重いから重力に負けてお顔が下を向き、それを戻すのに首が動いていたのでしょう。眠くなった時も同じですよね。「コックリ、コックリ」
首と肩>鎖骨
鎖骨の下をグッと押してみてください。痛いはずです。この鎖骨の下の痛みはとる必要があります。
ここは肩の動きの中心、肩こりや猫背などで肩甲骨の位置が正しくないと中心がズレてしまうのか痛みが出てしまうのです。
人によっては腫れていて怖い痛みに感じるかも。その場合は太ももの内側(内転筋)も痛めている可能性大です。
鎖骨の下に指を当てて丁寧にほぐします
- 少し痛い程度の圧で大丈夫、無理に強くする必要はありません。
- 左右の鎖骨を交互にやりましょう。
- 慣れて来たら肩を回します。前回し、後ろ回しの順番で行います。
腰と股関節
腰は大変な任務を背負っているのです。上半身の重さを支えつつ(体重の半分以上あるから重たいですよね)自由に動き回れるのです。
重いものを支えるだけならじっと動かない方が良さそうです。しかし私たちは動く、歩く必要がある。支えると歩くの相反する事を求められているのです。骨盤って働き者ですね。
腰と股関節のセルフケアはこれ
ハムストリングスと腸腰筋のストレッチをやって歩く。これで行きましょう。実際に僕もそれだけしかやっていません。
あれもこれもやって中途半端になるなら2つに絞り込んで、それをビシッとやった方が良いです。
ハムストリングスも腸腰筋も腰の要であり巨大な筋肉なので、周りにも良い影響を与えるのです。人間関係と同じですね、キーマンみたいな。
ハムストリングスのイラスト
ハムストリングスは4つの大きな筋肉の集まり。それなりにストレッチは手強いものです。じっくりと伸ばそう!
腸腰筋もでかいぞ!
ゆっくりと息を吐きながら、伸ばしている部分を意識してストレッチしましょう。人間関係と同じ。気にしてあげると筋肉も嬉しくなるものです。
足
足は車のタイヤと同じ。地面と接する唯一の部分であり地面としっかりグリップする必要があります。
足の指
足の指をよくほぐしてイラストのように階段状に動くようにしておきましょう。強めに指を摘んでみて「ぎゃー!」と悲鳴を上げるようではほぐし足りないです。
つま先を反らす
MP関節という、つま先の関節を反らしてストレッチしておく。つま先立ちで歩く事も良いです。
角質のケアもおすすめです
電動の角質削り器もありますが、おすすめは紙やすり。スピードとパワーが桁違いです。安いし。
体幹を締めて仕上げ
イラストを参考にやってみましょう。最初はキツイけれど慣れてきます。そして歩き方も変わって来たのを実感できるでしょう。
座る時に頭と体幹を一直線に
姿勢矯正で注意して欲しい事、いろいろあるけどブッチギリのダントツ1位が猫背座りです。
25年間、通わせないセルフケアを指導し続け成果を出してきました。しかし猫背座りは最悪です。せっかくセルフケアしてきたのが全て台無しになってしまいます。
猫背座り対策2つ
- お尻の後ろの方に畳んだタオルを敷く。骨盤が前傾して背筋伸ばしやすいです。
- 肘をついて上半身を支える。下写真。
この2つと猫背座りは最悪だという意識を持てば、数日で慣れます。
正しい歩き方は正しい姿勢から
これは大原則です。猫背だけど歩き出したら正しく歩いた。は訓練を受けた俳優さんだけでしょう。
正しい姿勢で歩くと痩せる
これは経験した方、全員が口を揃えて言います。正しい姿勢で颯爽と歩けばそれだけで全身運動、有酸素性運動の代表みたいなものですね。
有酸素性運動は運動の時間が長いほど脂肪をエネルギーに利用する率が高くなるのでダイエットにも効果的ですし、血中の中性脂肪の減少や血圧や血糖値の改善に効果が期待できると言われています。
心肺機能に骨粗鬆症の予防など、良いこといっぱいありますね。