これをやってみよう
脚の長さが違うは気にしなくて大丈夫
気にすることはないです。
字を書く時の右利き、左利きみたいなもの。左利きだから「あなたは骨格が歪んでますよ!」などとは言わないでしょう。
骨盤は左右違う動きが出来ます。そのおかげで正しく歩く事ができます。そして立ち止まる。
歩く時の骨盤の動きを見る
動きは大きく分けて2つあり、側方傾斜(1)〜(2) → 水平回線(3)〜(4)の動きです。
歩いて立ち止まって、左右の骨盤の角度が同じであれば、足の長さは揃っている事になります。
しかしこれは意味の無いことです。
直立不動でまっすぐに立つなど、日常生活では殆どありません。
寝ることだって同じです。まっすぐの姿勢でピンと寝てたら、ミイラみたいで逆に怖いです。
立ち止まっても、なにかしらポーズをとっています。
寝ていても左右それぞれリラックスしています。
そしてこの時は骨盤の角度は左右非対称(左右の脚の長さは違うはず)になっています。
さらに次が大事・・・
多少の左右差などは身体全身で吸収してくれます
歩く、走る、階段を上ったり降りたり、座ったりとその動きは複雑です。
そして立ち止まったら左右が均等に整うのが理想でしょうが、これは現実的ではありません。体の癖などもあるからです。
でも気になります。
大丈夫です!セルフ骨盤矯正があります
脚の長さの違いも自分で治せます。
5ステップで簡単、寝るだけ、しかも座布団1枚あればOK。
骨盤矯正の確認方法も3つ、最後に紹介します。
脚の長さが違っていなくても、骨盤を正しい角度にリセットできるので定期的にやるのもおすすめ。これで骨盤の心配はバッチリOK!
セルフ骨盤矯正4ステップ
1,2,3,4と順番にやってください。
1-骨盤の動きを確認
骨盤の動きは4方向です。イラストを見ながら、頭を動かさないように左右均等に動かしてみます。
骨盤が動きにくい方向を確認しておきましょう。
さらに、鍛えにくい下っ腹を絞るにはインナーマッスルを鍛え、対角線の動きを行うと良いです。
2-ハムストリングスをストレッチ
息を吐きながら、太ももの後ろ側をじっくりと伸ばします。
左右のストレッチの違いを意識しましょう。
左右の差を、少しでも良いので揃えていきましょう。
左右のハムストリングスの柔軟性の違いが脚の長さの違いにつながります。
右の方が伸びにくいかな? など左右の違いを自分の身体と対話するようにします。気にしてあげると筋肉も喜びますよ。人間関係と同じです。
ストレッチしている部分を優しく撫でてあげると効果的です。
3-腸腰筋をストレッチ
息を吐きながら股の付け根をじっくりと伸ばします。
左右のストレッチの違いを意識しましょう。
左右の差を、少しでも良いので揃えていきましょう。
体の奥深くにあって外からは振れられない筋肉です。ストレッチも入りにくいのでじっくりと伸ばしましょう。
4-セルフ骨盤矯正
脚が短いと言われた側の骨盤は、特別なことがない限り骨盤後傾です。
骨盤後傾のイメージ
短い側(下イラストでは右)の太ももの下にクッションを差し込みます。
クッション(座布団を2つ折りでもOK)を敷いて3分ほど寝るだけです。骨盤が前傾して腰が伸びるように気持ちが良いです。
注意点をみる
股関節(大転子)よりもお腹側にクッションを入れないようにします。
足はまっすぐ伸ばし股関節が動きやすくします。
骨盤が前に傾くようなストレッチを感じ3分間。
自重(自分の体重)を使っているので安全です。何回かやっているうちに脚の長さは左右、揃い出してきます。
骨盤矯正の確認方法
3つの方法があります。どれか一つだけ自分に合った方法で行えば大丈夫です。
1-骨盤の動きで確認
4方向が動きやすくなれば大丈夫
動かしにくい方向を知って、日頃から動かす習慣をつけると良い腰痛予防になります。
2-腰の隙間とお尻で確認
壁に沿って立ちます。
腰の隙間は手のひら1枚が基準ですが0,5枚〜1,5枚と個人差があります。
この姿勢で、お尻が自然にキュッと締まれば大丈夫。
3-つま先立ちになって踵をストンで確認
脳天に刺激が突き抜けたら、大丈夫。
歪みは頑張ってきた証
あなたの体の癖とは、あなたの人生そのものです。
大変だったときのあなたの身体。
嬉しかった時のあなたの身体。
いろんな人生のシーンで。あなたの身体はあなたを支えてきました。
頑張ってきたのだから、多少の歪みは出るでしょう。
その歪みは頑張ってきた証です。
頑張ってきた証だからこそ、歪みは否定するのはやめましょう。
否定しないで受け入れる。左右差や歪みは身体全身で吸収する身体を作れば良いのです。