昨年、命を断つ寸前まで追い込まれました

松乃わなり

昨年、命を断つ寸前まで追い込まれました

病気。車の事故。不動産のトラブルなどが、同時期に集中して起こってしまい、まるで洗濯機の中に放り込まれたかのような、ぐるんぐるん状態。

気がつけば自己破産するしかないところまで追い込まれました。

住む家もなくなり、愛車も修理で3ヶ月の工場行き。代車の軽ワンボックスカーは、内装鉄板むき出し。夏の猛暑を乗り切るには厳しすぎる車中泊生活が始まりました。

トイレ掃除のバイトもやりました。恥ずかしい。でも、どうせやるなら徹底的にやろうと、見えない裏の裏まできれいにしました。

トイレ掃除のバイト最終日、警備員の方と社員さんから「お疲れ様」と声をかけていただきウーロン茶の差し入れを。「今までのバイトの中で1番丁寧だったよ」と声をかけてくれました。泣きそうになりました。

ある日

気晴らしに散歩に出かけ、戻ってきたら、隣の乗用車を数名の警察官が取り囲んで「開けてください」と叫んでいます。そして強行突入。

練炭自殺でした。

もう悔しくて悔しくて、何度も「ばかやろー」と叫び泣きました。

しばらくは魂が抜けたような状態でしたが、このままでは本当にダメになると思い、能登半島にボランティアに行きました。

ボランティアと言うと聞こえが良いですが、カップラーメンの支給や、お風呂、洗濯機が使えるのです。

情けない奴だと笑ってください。

ボランティアは真剣に行いました。床下に潜り込んでヘドロを掻き出しました。パンツの中が泥だらけになるまでがんばりました。

「ありがとう」の言葉はすごいですね。

傷ついて、自信をなくして、自己否定に満ちた僕の心を、少しずつ解きほぐしてくれました。

能登でのボランティアは、3ヶ月間がんばりました。

ここまでの経験は僕を大きく成長させてくれたと、自分に言い聞かせています。

仕事は100%オンライン化してネットに繋がれば、どこからでも仕事ができるようにしました。

同業他社に真似されにくい仕組みを作りました。

日本1周の旅をしながら、オンラインで働くと言うポジションも作りました。

自己破産。もちろんしていません。

僕は能登半島の人たちに助けられました。

今年の5月も、能登で2週間ほどボランティアをやってきました。「ありがとう」の言葉をいただいて、さらにパワーアップしてきました。

今、北海道の北にいます。日本で一番大好きな温泉が、ここ天塩の町にあります。

身体は元気。心も元気。温泉にも入れる。これを幸せと言わずしてなんと言うのか? ありがたい事です。

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