和尚さんと、大阪ホスト軍団の話
東日本大震災のボランティアを3ヶ月ほどやったときの話です。
ボランティア仲間に和尚さんがいらして、誰よりも早く起きて、お坊さんとしての身なりを整え、災害現場に行かれて読経を上げられ、つなぎに着替えボランティアに向かわれていました。
夜は和尚さんを囲んで語り合ったものです。
和尚さんは言いました。何かを選ぶときに、損得感情で選ぶのもいいけど、「是」か「非」で選ぶといいよと、僕たちに語ってくれました。
「是」で選ぶ。なるほど、真理だなぁと思ったものです。
しばらくして、大阪からホスト軍団がやってきました。
自慢のロングヘアをなびかせながら仮設住宅でのお話し相手などを行い、大阪に戻る日の朝。
「何か違うなぁ」
「違うよなぁ」
どうも不完全燃焼だったらしいです。
「やるか?」
「やろうぜ!」
彼らは大阪に戻り、準備を整え、再び被災地に戻ってきました。
仮設住宅をホストクラブにしちゃったんです。
● 仮設住宅が揺れるほどの大盛り上がり。
ミラーボールにシャンパンタワー、本物のシャンパンかどうかは謎。
締めはもちろんチークタイム。
大阪のホスト軍団、スッキリして、ボランティアのミッション完了です。
是が非の「是」で選ぶ。
なるほど、こういう「是」もあるんだなと思ったものです。