階段が少し楽に登れる裏技
エスカレーターには敵いませんが、これ知っていると少しだけ階段を登るのが楽になります。
靴底全体で床を踏み締めるように足を下ろす
足で踏み潰す感じです。
踵からでもつま先からでもなく、足の裏全体の面を地面に押し付けるように足を下ろします。
足を下ろした瞬間に、肩をほんの少しすくめるようにします。
足と肩が同時って感じです。
身体を上に持ち上げる力が働くので階段の登りが少し楽になります。
前練習で姿勢の軸をチェックしておくと階段での効果が分かりやすいです。下イラスト
消費カロリー2,25倍です!
1分間の消費カロリーは平地の歩行が約0.06×体重に対して、階段の昇りは約0.135×体重。2,25倍です。
階段を見たらダイエットのチャンスです。
肩こりを寄せ付けない
肩こりを引き起こす僧帽筋や三角筋は、体を上に引き上げるときにも働きます。
階段を降りるときも足音を立てないように降りると、僧帽筋や三角筋が活躍します。
階段を使うことでこれらの筋肉はエクササイズされていきます。
筋肉が動けば筋ポンプが働き老廃物も流してくれます。階段を習慣化すると肩こりを寄せ付けない身体に変身できます。
セルフでできる肩甲骨はがし
これもやっておくとW効果で肩こりに良しです。
幸せホルモンが増加する
階段をポンポンと登り降りする動きは、セロトニンホルモンが出ます。
セロトニン、別名幸せホルモンは規則正しい生活や日光浴、ダンスなどのリズム運動で増加するそうです。
セロトニンは 人体内には約10mg存在し消化管粘膜に90%存在します。(血小板中に8%、脳内の中枢神経系に2%存在)
涙を流すとセロトニンが増えるそうです。
涙にはマンガンが多量に含まれていて増えてしまうとうつ病になりやすいとも言われています。
涙と一緒にマンガンを出すことで、うつ病のリスクを軽減できるということです。
リズミカルな日常、喜怒哀楽で涙を流す。幸せホルモンであるセロトニンが出る。そう書いただけで嬉しくなって来ませんか?
好きな人と手を繋いで階段を使えば効果倍増かもです。
セロトニン研究の第一人者の東邦大学名誉教授、有田秀穂先生によると、リズム運動、太陽の光、スキンシップ。
この3つが大切だそうで、好きな人と一緒でルンルン気分はまさにそれですね。
足が太ることは絶対ない
むしろカモシカのような引き締まった美脚になります。
重たい負荷 X 少ない回数の筋トレは筋肉を大きく鍛えることができます。
しかし
階段の登り降りなどの、軽い負荷で多い回数の筋トレは、ギュッと引き締まった筋肉になります。
階段の登り降りは下半身だけの運動ではありません
三角筋や僧帽筋が身体を上に引き上げ腹筋が上半身を吊る形で体幹を支えます。つまり全身運動。
全身運動は心肺機能を高め、冷えやむくみの対策にも期待できます。
太ももの内側に溜まった老廃物を自力で洗い流す能力を手に入れることが出来ます。
特に下半身のぽっちゃりの方はおすすめです。
若返りの筋肉が活発になる
若返りの筋肉とはインナーマッスルです
階段の登り降りはバランス感覚を鍛える良い機会、階段を登る降りるとインナーマッスルに刺激が入ります。
インナーマッスルに刺激が入ると、柔軟性や瞬発力のUPが期待できます。
階段を使うことでバランス感覚と、柔軟性と瞬発力を養いましょう。
内側から若返りは効果長持ちですよ。
このポーズで30秒をクリアめざしましょう。
上のポーズを決めるためのポイント
バランスを保つには、重心の位置も同じくらい重要です。
上の写真は重心は腰にあります。
腰に重心があるので仮に腰の辺りを軽く揺すっても倒れにくいものです。
腰に重心をおくためには正しい姿勢です。
階段1段で寿命が4秒延びる
スタンフォード大の研究結果です。これは階段を使わねばですね