ヒッチハイク野郎と北海道330km
最北端の宗谷岬の近くで、うつろな目をした男が道路脇に立っていて、
何かを訴えるような目をしていて
やべえ、目と目が合ってしまった。
これは車を停めるしかない。ヒッチハイクだ。
どこまで行くんだと聞いたら、知床の近く! 遠いなあ330kmはあるぞ。
聞けばテントを支える支柱が折れて、修理できるところがそこにしか無いそうで、昨晩はテントなしで野宿したら蚊に刺されまくったとか。
結局、二人で知床を目指す事に。
無事に到着し、僕もここで寝る事に、車中泊の準備していたら、先ほどの彼は地元の強面のお兄さんと酒飲んでた。
誰とでも仲良くなれる彼の生き方はスゴいなあ。