整体で起業の怖い点
整体で起業、光があれば影があるように、整体で起業も怖い点があります。
1.整体師のポジション間違えると、モチベーション失うかも
2.学び方を間違えると、体力勝負の仕事になりがち
3.起業の仕方を間違えると、儲からない仕事になりがち
1.整体師のポジションを明確に
モチベーション失うかも
整体をサービス業として考えるか? それとも
整体をコンサルティング業として考えるか。です。
どちらが良いかは自分で決めます。価値観の問題なので自分でビビッと来た方でいきましょう。
整体をサービス業として考える
考え分かりやすい例では、リラクゼーションサロンなどです。お客様にコースなどを選んでいただき整体を行います。
30分コースや足ツボコース。など整体院独自のメニューがいろいろありますね。
整体をコンサルティング業として考える
お医者さんに例えてみると分かりやすいです。
熱がでて震えが止まりません。身体もだるいです。お医者さんはあなたの症状を見て、必要な治療法を行います。
ここでのポイントは、患者は自分の悩みを医師に相談し、医師はあなたの状態をみて、治療方針を医師が決めます。
これをコンサルティングと呼ぶのは違和感ありますが、整体に置き換えると、
腰が痛くて花子さんの整体を受けにきた。
花子さんはその方の腰の状態を見て、整体の方法を考え整体を行う。
つまり整体は、問題解決のコンサルティング業となります。
どちらが良い悪いではなくて、どちらの仕事をしたいのか。自分で決めることです。
2.体力勝負にならないように
たとえば、肩こりで鉄板のように硬くなった肩や背中をほぐす。
体重を効率よくかけてほぐしていく。
これやってしまうと、体力勝負の仕事になってしまいます。疲れるし頑張った割には相手には圧が入っていません。
「もっと強くお願いします」 などと注文されて腕力も使ってさらに体重をかける。なんてことをやるとさらに圧は入らなくなります。
整体師は頑張っているのに、まったく効いてない。というなんとも満たされないことが起こってしまいます。
ツボに的確に当てましょう。
ツボにあたれば体重や腕力など使わなくても、そっと触れるだけで「ビシッ!」と効かせることができます。その気になれば相手の身体を「く」の字に曲げるとことも可能です(危険なのでやりませんが)
ツボに的確に当てるには、作業位というポジションを守ります。
作業位とは
肩の力が抜ける唯一のポジションです。字を書く時、ピアノを弾く時、スマホやパソコンを操作するとき、包丁をトントンするときなどなど。
手作業は全て作業位で行っています。肩の力が抜けて正確な作業ができるからです。だからツボに当たります。
肘を伸ばして腕を一本の棒のようにして、体重をかけて押す。僕は一切行いません。肩に力が入るからです。
3.起業の仕方を考える
儲からない仕事になるかも
人通りの多い地域に店舗を借りて、看板出して、チラシを撒いて、クーポン雑誌に広告をだして。
などやると儲からないです。家賃と広告代のために働いているようなものです。
10万円稼ぎました。8万円経費かかりました。2万円が残りました。
これは疲れます。効率悪いです。しかし多くがこれ。せっかく起業してもつぶれてしまう原因もこれです。
10万円稼ぎました。2万円経費かかりました。8万円が残りました。
とするべきです。
ではどうしたら良いか?
方法はいくつかありますが、共通していることは、「あなたにお願いしたい」
と思ってもらうことです。
つまり、
駅前の便利できれいな立地の整体に価値をつけるのではなくて。
あなたに価値をつけるのです。
要はカリスマ整体師になれ。ってやつです。
多少不便なところでも来てくれますし、オンラインでも整体は可能です。実際に僕は行っています。
カリスマ整体師は狙ってなれます。方法論が確立されています。
その方法は次号、3.整体の学び方、極め方でお伝えします。
3つの自由を手にいれる
時間の自由、好きな場所にいられる自由、やりたい事ができる自由
松乃わなりです 治療系の整体を25年。
11月。今、能登半島に来ています。
元旦の大地震と、9月末の大雨水害の災害ボランティアです。
すでに1ヶ月以上も能登にいる事になります。能登半島の先端付近の珠洲市や輪島市が主な活動場所で、11月の後半までボランティア活動を行う予定です。
地震で家が壊れ傾いたところに今度は大雨による大水害です。大量のヘドロが室内に流れ込み、家財道具や家そのものを引きづり倒していきました。
後に残ったのはヘドロに沈んだ家財道具たちです。
床下には大量のヘドロが流れ込んできました。僕たちボランティアは高さ50cm。いいえヘドロの高さを引いて40cmの空間に入り込み、園芸に使う小さなスコップでヘドロをかき出して行きます。
狭いし汚れるし、首や肩、腰が悲鳴をあげるし、ましてや余震が来たら終わりです。
能登の夜はとても星がキレイです。空全体が円球に見えます。
焼酎のお湯割を飲みながら、今日の出来事を振り返ります。「ありがとう」の言葉を頂けた。社交辞令ではない。魂からの「ありがとう」の一言
少しでもお役に立てて良かった。
そして僕は3つの自由に感謝しつつ寝袋に入って眠りにつきます。
3つの自由とは
時間の自由、
好きな場所にいられる自由、
元気で自由に動ける身体。
これが僕が大切にしている3つの自由です。
この話をすると、「お金は入ってないの?」と質問されます。
確かにお金は大切ですね。しかし、時間の自由、好きな場所にいられる自由、元気で自由に動ける身体。
この3つが揃うとお金の使い方が劇的に変わります。
楽しみながらお金を稼ぐ事ができているので、稼いだお金は楽しみに使うようになります。
逆に、ストレスを感じながらお金を稼ぐと稼いだお金でストレス解消に使いがちです。
そうです。お金の自由は、時間の自由、好きな場所にいられる自由、元気で自由に動ける身体に次ぐ4番目なのです。
この考え方に気がつき、僕はとても楽になりました。
3つの自由を得るには
時間の自由、好きな場所にいられる自由、元気で自由に動ける身体
時間の自由
東日本大震災のときにボランティア活動を通じて知り合った僧侶の方に、時間の使い方を教わりました。
1日は24時間。これを3で割ると8,8,8時間に。
8時間は、人様のために使いなさい(仕事や家事などです)
8時間は、自分の楽しみのために使いなさい(趣味や勉強などです)
8時間は、親から頂いた身体と心を労るために使いなさい(睡眠や心身のメンテナンス、運動などです)
好きな場所にいられる自由
パーソナルスペースを自分で選ぶ事のできる幸せ。
自分の部屋。お気に入りのカフェ。旅と旅行。好きな空間、居心地の良い空間。「良い気」を生み出してくれますね。
美しく元気な身体
姿勢ってとても大切だと思うのです。治療系の整体師として25年、通わせないセルフケアを指導し続けてきて、やっぱり姿勢です。
姿勢とペットボトル理論。
ペットボトルをつぶすと外見も歪むし、中のお水も歪んだ形になってしまいます。
ペットボトルの形をキレイに整えると、外見もキレイ。中のお水もキレイな形に同時になります。
人に例えるとこんな感じです。「きゃ〜♪」と喜んでくれてモチベーションも上がります。美しい。
3つの自由を得たらこうなった
時間の自由、好きな場所にいられる自由、元気で自由に動ける身体
60歳でサハラ砂漠や南米アマゾンのジャングルを950km走破しました。
64歳の今も元気バリバリ。体型も崩れずV字型の体型を保ってますし、バランス感覚も良し。
なぜか子どもにモテる♪
あなたも3つの自由を手に入れよう
87歳でも3つの自由。美しいです。
時間。好きな場所。元気で自由に動ける身体。
全てこのホームページで学べます。