かっこいいジジイ計画>背中の痛み
松乃わなりです。
40歳の頃、僕は背中の痛みに悩まされ続けていました。毎朝、ベッドから起き上がるのが苦痛で、日常生活にも支障をきたすようになっていました。
痛みは年々悪化し、仕事にも支障が出るほどでした。薬を飲んでも、整形外科に通っても、痛みが和らぐことはありませんでした。
でも今は背中の痛み、全然平気。
背中が痛いからってほぐしちゃダメだったのです。
背中はほぐすな!
背中は直接見ることができない部分です、だから結果も出にくい。でもきちんと背中と向き合ってあげると痛みは消えます。
それが背中はほぐすな!
僕も、僕のクライアントも全ての方達が背中の痛みから解放されました。
背中の筋肉が引き伸ばされて痛みが出ている。
伸ばされて痛みが出ている部分をほぐすと、余計に伸ばされて悪化する。
これがポイントです。

その方法です。
1. 二の腕をほぐす
肘から脇の下付近までをしっかりとほぐします。ツボに当たると「ツーン」と響く感じがするはずです。この刺激が重要です。心を鬼にして、グイグイとほぐしましょう。

2. 脇の下のストレッチ
四つん這いになり、片腕を前に伸ばして脇の下に体重をかけます。これで脇の下の外側がストレッチされます。

3. 鎖骨の下をほぐす
鎖骨の下は肩甲骨や肩関節の動きの中心です。背中の痛みがある方は、この部分に負担が集中しています。しっかりとほぐしましょう。

4. ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングスは太ももの後ろ側にある大きな筋肉です。この筋肉は別名「アクセル筋」とも呼ばれ、歩くときに身体を前に進める役割があります。
歩くときに身体が前に進むと、肩甲骨も動きます。背中の痛みは、背中が十分に動いていないことが原因です。ハムストリングスをしっかりとストレッチしましょう。
次のステップで行います:
- 休めのポーズで立ち、片足を前に出します。
- 後ろ足に6〜7割の体重をかけて膝を伸ばします。
- 顔を正面より少し上向きにし、肩の力を抜きます。
- 腕と肩の重さで肩甲骨が背骨側に引き寄せられる感覚を体験できます。

5. 親指を進行方向に向けて立つ
親指を進行方向に向けて立つと、脇が締まり、肩甲骨が動きやすくなります。
肩甲骨の周りには僧帽筋などの大きな筋肉がついており、これらが動き出します。

6. 背中を鍛える
背中の力が弱いと、骨盤が後傾し、背中や肩が引っ張られるように緊張してしまいます。肩や背中をほぐすだけでは不十分です。
東洋医学でも「陽気を鍛えよう」という言葉があります。ここでの「陽気」とは背中のことを指します。しっかりと背中を鍛えましょう。

7.上向きで寝る
やってみると分かりますが腹式呼吸になります。さらに頭〜体幹〜脚までまっすぐになります。

最初は背中が痛み出すでしょう。背骨の形がそうしているのです。
しかし上向きで寝続けると痛みがだんだんど減っていきます。やがてずっと上向きで寝れるようになります。腹式呼吸が手伝ってくれるのです。
1~7まで、これらの方法を試して、背中の痛みを和らげましょう。