整体がみるみる上達する練習方法
これは僕が実際に行ってとくに効果が高かった勉強方法です。学習定着率を意識し、短い文章を意識し公開する。そして猫を使って練習するなど整体がみるみる上達する勉強方法です。
学習定着率を意識しよう
学習定着率とは、学んだ事がどれだけ自分のものになったのかの目安です。
- 5% > 講義を受ける。理解率はたったの5%(まあそんなものでしょう。)
- 10%> 資料や書籍を読む-理解率10%
- 20%> 視聴覚(ビデオや音声等による学習)-理解率20%
- 30%> 実演を見る-理解率30%
- 50%> 他者と議論する-理解率50%
- 75%> 実践による経験、練習-理解率75%
- 90%> 他者に学んだことを教える-理解率90%
これで見ると講義を聞く、予習復習をする(教科書やノートを読み返すなど)、先生の実演を見るなどでは理解率は3割程度という事がわかります。要はさわり程度しか身についてないって事ですね。
理解率を5割、7割と引き上げるには、生徒同士で話し合ったり、実技の練習を行う事です。
学びを自分のものにするには、教えてみる事
理解率はなんと9割。相手に伝わるように教えるには自分の言葉で喋る事が一番です。自分毎に置き換えて、自分のエピソード(成功例や失敗談など)などを交えながら教える事が出来たら、理解率は9割では済まないのかも。
整体&ストレッチ・スクールでも学習定着率に着目して3段階のカリキュラムを組んでいます。
聞く > 実技する > 先生役になって教えてみる。
一度でも先生役をやってみると顔を上げて自分の言葉で喋れるようになって行くので見てて楽しいです。
ノートをまとめる。短い文章に置き換える
熱心にノートを取って、いざ教える役をやってみると支離滅裂に、原因はノートが汚いことが多いです
授業中にとにかく気になった点は熱心にノートに書くのですがそれで終わり。「後でノートをまとめようと思ってます」と言い訳もよく出ますが「あとでやる」というのはビジネスの世界でも「ほとんどやらない」と同じ意味です。やるなら今やりましょう。
ノートはシンプルにまとめましょう
この時にカテゴリーごとにまとめてノートを整理すると短い言葉、少ない単語で喋る事ができるようになります。ノートの整理は頭の中の整理につながり、自分の言葉でしゃべることができるようになります。
猫を使って練習する
真面目に書いてます。ツボにきちんと当たってないと猫は逃げます。
逆にツボにあたると気持ちよさそうにします。これは僕は本当にやりました。微妙なタッチの練習になり、そのお陰か乳幼児の整体にも自信が持てるようになりました。
姿勢を正す
整体を学んでいる方は必須です
そのためには作業位と体幹を使う事がとても大切です。左 体幹が使えてない状態。作業位もできてない。右、体幹が使えている、作業位もOK。施術を受ける側も体幹を使い始めている(腰が上がっています。右一番下の写真)
作業位ができて、初めて肩の力が抜け、丹田(下丹田、ヘソの下)に力が入ります。
勘違いしやすいのは、丹田に力を込めて施術するのではありません。丹田には力を入れるのではなく、正しい姿勢になると自然に丹田に気が充満し(力が入ったような状態)になる事です。
丹田に力を入れるのではない。 > 正しい姿勢になる事で自然と丹田に気がこもる状態が正しいです。
すぐにやる
これは極めて大切です。一つ事例をご紹介。
先月、経営を見て欲しいととある方から相談され話を聞きました。
話を聞くに徹して「私はこうしたいです、します!」と本人の口から喋ってもらいました。
さらに企画書を作ってみるので見て欲しいと言うので「わかりました」の二つ返事。
「わ〜楽しみが増えた〜〜! 頑張ります!」
「来週まで忙しいので、それが終わったら企画書を作りますね。」
皆さん。この方は企画書を書いたでしょうか?
お金をいただいて勉強する
これは本当に成長できる学び方です
何かを学ぶ時は、お金を払って学ぶ必要があります。しかしお金を払って勉強していると、やがて油断し始めます。「今日はここまででいっか!」ってやつです。
油断出来ないようにするには、どこかの段階でお金をいただいて勉強する状態を作ります。すると「油断できません!」