出版しました、能登ボランティア60日の記録

能登支援

出版しました、能登ボランティア60日の記録

松乃わなりです。12冊目の著書となる本を出版しました。

能登ボランティア60日の記録。

なぜ僕はボランティアを行うのか?

能登支援

僕の人間性を作り上げた2つの出来事があるからです。

僕の人間性を作り上げた2つの出来事とは

いじめとパワハラです。

中学、高校の4年間僕はいじめられていました。自殺未遂もあります。

パワハラは30代の前半に3年ほど。

いじめも、パワハラも最後は僕が「プッツン」ブチ切れたらピタッと収まった。でも辛かったなあ。いじめとパワハラは。

そんな経験があるので、弱いものいじめや、女性蔑視、子ども虐待などには人一倍怒りを感じる。

そんな人生観のようなものがある。

能登災害も同じで被災者は何も悪くないです。なのになぜ地震と大雨の2つの被害を受けなければならないのよ」と強く憤るのです。

能登災害のことをニュースなどで見るたびに、いじめられていた、パワハラを受けていた時の記憶がメラメラと湧き出して言いようのない怒りに震える。

その怒りのエネルギーをボランティアに活かそう。そう心に誓っただけです。

被災者の方達は、僕よりもはるかに強いです。大変な被害にあっても前を向いて生きています。隣近所と力を合わせて前に進んでいます。

今日は輪島の「もとやスーパー」で買い物してきました。

輪島町野地区唯一の小さなスーパーマーケットで、町民全員の願いでもある、もとやスーパーが復活したのです。

輪島町野地区は能登のなかでも被害が大きな地域です。川が氾濫し床上浸水した家屋や、完全に倒壊した家が次から次に迫ります。

1階が崩れ2階の窓が目線の高さにあり、その下に車が押し潰されている。そんな光景が続きます。

被害にあわれた住民の方達は何も悪くない。

なのに酷い仕打ちを受けている。

僕が、いじめとパワハラを受けていた時の怒りが、青い炎のように燃えています。

根が暗い。と思うのならそう思われても構いません。しかし、いじめを受けるとはそういう事です。だから僕は今日もガレキを拾います。

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